Last Updated on 2月 12, 2023 by コーチM
上司の立場で仕事をしていると、会社の目標達成のために、どうしても部下を注意、又はネガテイブなフィードバックしなくてはいけないときがあります。
でも、言いにくかったり、あとが気まずかったりして、できればしたくないことではないですか?
言いずらいのでついつい先延ばしにしまうことも。
でも、それでは業績に影響を及ぼすだけでなく、部下の才能も開花してあげることができません。
本当に部下のことを思うなら、効果的に、後に気まずさが残らない方法で注意をしてあげることが大切です。
今日は、効果的に部下に注意をするテクニックを今日はお伝えしますね。
このステップで注意できれば、部下との関係もさらに良くなり、仕事がとても円滑に進むようになるでしょう。
やるべきことはたったの8つ
目次
1.信頼構築
信頼のベースなしには、部下は上司の注意を聞きません。
聞いてるように見えて、その場を乗り切っているだけなのです。
部下の上司への信頼は、自分のことを理解してくれて、そして上司自身の普段からの誠実で真摯な行動や言動から生まれます。
そのため1日では構築できません。
普段から部下に見られていることを意識すると同時に、コミュニケーションを頻繁にとったり、リーダーシップ能力を高めてゆきましょう。
2.なるべく早く伝える
注意をすべきことが起きたら、それをなるべく早く伝えましょう。
なぜなら半年に一回の評価時だけでは、時間がたちすぎて、自分が何をしたか忘れてしまっているからです。
また、注意すべきことを何個も一度に言われると、落ち込んでやる気が起きなくなる可能性もあります。
忘れないうちに伝えて、すぐに改善しましょう。
3.具体的に伝える
あの時の、どの行動が、何に対して(誰に対して)どう影響したか、を具体的に伝えましょう。
4.事実を確認する。
自分がいない場でおこったことに対する注意は、必ず事実を確認しましょう。
勘違いで注意をされたら、部下も気分を害してしまいます。
また、部下の家族などに緊急事態が起きて、‘どうしても仕事に影響を及ぼさざるをえなかった可能性もあります。
頭ごなしに注意せず、どうしてそれが起こったのかも必ず聞いてください。
5.部下のミスが及ぼした影響について伝える。
自分のしたことが、どれだけ影響を及ぼしたか部下自信は見えていないケースは多々あります。
何故なら、部下の立場からだと、上司のように仕事全体を大きくとらえられない場合が多いからです。
怒らずに、しっかり伝えれば理解してくれるはずです。
6.自分のミスについてどう思うかを聞き、解決策を自分で考えてもらう。
上司から解決策を提示されるより、自分で反省して今後どうするか宣言してもらうことで、同じことが起こるリスクは減ります。
何故なら、人は自分で決めた事は守ろうとするからです。
ここではコーチングのテクニックが効果的です。
7.問題と本人は同一化しない
あくまで本人の行動に対しての注意をしましょう。
本人の人間性を否定することはNGです。
8.部下への今後の期待や普段からの信頼をはっきり伝える。
ミスは人間であればだれでも起こします。
普段から頑張ってくれている部下への期待や信頼も忘れずに伝えてください。
いかがでしたか?
これば部下でなくとも、家族やパートナー、友人にも使えます。
是非今日から試してみてくださいね。
リーダーとしての影響力もさらにアップしますよ。